この雨ん中どこ行ってたの、、、ちょっと雲取山まで。
ということでとうとう日帰りで雲取山へ。
絶対雨になるとの予報を知っていながらいつものように7:25のバスに合わせて奥多摩まで。
川井あたりから車窓に雨があたり、仕方がないので電車のうちにレインウェアを着用。
小菅行きに登山客は少なく、数名。日原行きはだれも乗っていませんでした。
深山橋で下車して鴨沢まで徒歩。
この前の鴨沢にいけるバスは始発でも間に合わないのです。
今日はひたすら登るだけ、そんなにはきつくない尾根を昨日雲取山荘に止まったであろう登山者集団と何度もすれ違いながら登って行きました。
きつくはないけどレインウェアを着ると汗だくになって、いつもの日本手拭が大雨の中雨よけにかぶっているようにすごい勢いでびちゃびちゃになるので、10分おきに一回ぐらい絞りながら進みました。
コースタイムの予定だと山頂は13:35ぐらいだけどいつもの様に前倒しにしないと帰りのバスを16時台に乗れないので汗だくになりながらも頑張りました。
最初のチェックポイントにしていた堂所で1時間前倒し。
安心してちょっと先の曲がり角で写真を撮ったり、おなかがすいてきたのでお菓子を食べたりしてリュックを開け閉めしていると、「ブチッ」ってレインカバーのゴムが切れてしまいました。
とりあえずの修復で10分ぐらいロスしてまた焦って出発。
七ツ石小屋も見てみたかったけど素直に雲取山へ。
このあたりからだいぶ周りが真っ白になってきていい雰囲気になってきました。
と、このあたりですれ違った方に、
「山荘行くの?」と聞かれて「いや山頂までで日帰りです。」とこたえると、
「じゃあよかった。」と行こうとするので、「何かあったんですか」と私。
「山荘行く巻き道にさっきクマが出たから」だって。
こんなに人がいるのに。
止まってるわけじゃないから気をつけていかなくては。
石尾根に登ると、まあ何にも見えない。
つつじもまだつぼみだし、見えるのはマルバタケブキの群生で、さながら蕗畑のようでした。
ヘリポートを越えてすぐ奥多摩山荘の手前でもう一回お菓子休憩。
石尾根に上がってからは風があり、気温も低くなって汗に濡れた腕がどんどん冷えて行くのがわかりちょっと低体温になりそうだとおもいつつも雨宿りできないので進みました。
小雲取山はどれかわからないうちに避難小屋が見えてきて雲取山山頂へ到着。
桜もまだこれからで、景色なんか何にもないんですが、カメラを出そうとすると手がかじかんでシャッターが押せない。
EOS-1V+28mmF2.8なんて落としそうで出せない。
速く非難しないと体が冷えて結構やばい状態かも。
ということでそそくさと避難小屋でお昼をいただくことにしました。
ここで、12:05とかなり嬉しい誤算。
濡れた腕を拭いて、ユニクロのダウンを着こみ、冷えた手を温めながら動かしづらい手でお昼をいただきました。
ちょっと落ち着いたので、早々に出発して笹の花のつぼみ?や深山幽谷といった感じの中を撮りながら下りました。
結局鴨沢に着いたのは15:00頃、15:17のバスに乗ることができました。
雲取山は、晴れているときにまた来て、雲取山荘泊、長沢背稜縦走をしてみたいです。できれば青梅まで一気に、、、いくなら一杯水でもう一泊かな。
今日のやなこと。
EOS-1Vは全然出せず錘と化していました。
リュックのレインカバーの故障やなんやかやでそこらじゅうに雨がしみこみリュックの中も、なんと防水のSCARPAの中までびしょぬれでした。
「ヒル」がいました。
奥多摩はいないって聞いてたけど、青くて黄色い線が入っているやつ、、、とても大きかったです。
これだけは耐えられません。
やっぱ雨の日に多いんでしょうからそんな日は無理せずボルダリングにしておきましょう。
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